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福祉就労拡大モデル構築事業!!

ブログ
2021.09.07

皆様こんにちは!

最近めっきり気温が低くなって先週までの30度越えが懐かしいくらいです。来週からまた気温が上がるらしいですが、残暑という感覚ではない感じがしています。

さて、先日県の補助金事業「福祉就労拡大モデル構築事業」について簡単に触れました。今回はasoBe就労継続支援B型がそれを用いてどのように利用者の支援につなげたいか、一般雇用につなげられるのか?ということを発信したいと思います。

トウモロコシの根っこの草むしり作業… 大変だけどこれが一番大事な作業だとナカオさんに教えてもらいました。          成長したときにものすごく差が出るのだということです。

■事業の目的

「長野県産」「信州産」というブランドの付加価値のさらなる向上を目指し、農福連携を通した作物の収穫や加工品の完成、また加工野菜が必要な業者への卸を行い安定的な種駅につなげていくことを目的とし、携わる利用者の方が就労継続支援事業所を自慢できるようにする。 また、農作業を通すことで生活リズムや内服量、精神面の安定にも直結していくと考える。

■課題

継続的に行っていくことが必要不可欠である。作業内容は時期に応じて変化することは理解しやすく納得しやすいカテゴリーであるが、作業自体がなくなってしまったり大幅な修正が起きると状況の変化についていきづらく、精神面に不調をきたしやすい。その為いかに継続的に収益化を行っていける環境を作り出しておくかということが全てにおいて必須であること。

■事業内容

主にトマト(生食用、加工用含)、トウモロコシ、キュウリ他時期に応じた野菜の栽培や収穫に関する作業。また、農家様のところで規格外により卸すことができない商品などを自事業所前で不定期に直売所として開放し地元農家様の紹介や滋養所の活動を伝えるなどした地域交流を行う。事業所では利用者ご本人が将来自立に向けた1人暮らしに活用できるサポートを行う。自立で一番に”できるか不安”ということが「自炊」です。家族と同居の場合やGHに入居中だと自分で作る機会がない、または少ないままに就職など環境の変化によって一人暮らしを必要とする場面が突然訪れることも多いのでその不安をできる限り解消するために、自立に向けた準備として調理支援を行う。調理で使う食材は最寄りのスーパー他地元農家様から頂いたものも含め使っていく。食費のコスパを抑えつつ食品ロスにもつなげ、食べ物へのありがたみなど得ることができる経験はたくさんあることを伝え利用していく。これらを通して就労継続支援事業所からできる限りの発信と支援を行い、利用者の方が地域から取り残されることなく、人と関われることに億劫になることなく繋がりを大切に人生を楽しむことができるきっかけになれるような支援をしていく。

若干の太陽の当たり方で黄色味がかってしまいましたが、味には何の影響はありません。食卓に並ぶときには切っちゃうしね(‘ω’)

■開所して1年が経過して想うこと

福祉就労は主に企業様の理解が必要であり重要となります。自立した生活については支援者の伝え方やHOW TO が本人の自立に向けリアルなイメージを抱いてもらうことも重要です。いずれも利用者の方に作業や地域交流を伝えてもその通りできるとは限らない者です。作業に打ち込んでもらうことは大切ですが、一番は期限や評価等本人が焦りやすいワードは必要以上に使わず、相手のペースを尊重し、変化に慣れていくことが自身の自己覚知や配分につながると考えています。

上記の内容を加味しながらasoBeとして農福連携と支援を行い、今までの福祉にはない雰囲気と他業種や農家様を巻き込んでいけたらと考えています。

お力になって頂けたら嬉しく思います。

せひ今後もasoBe就労継続支援B型をよろしくお願いいたします。

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