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asoBe FARM〈アソビファーム〉のコンセプト

③ お役立ちコラム
2023.12.15
asoBe farm-logo-s

こんにちは。asoBe(アソビ)就労継続支援B型事業所の代表、三浦と申します。

asoBeでは、自主農園 asoBe FARM〈アソビファーム〉を運営しておりまして、その目的は、農作業を通して社会自立への支援を行うというものです。

実は、事業所のオープン当初から自主農園を開始したわけではなかったんです。

というのも、私をはじめ、事業所オープン当初のスタッフには農作業を経験したことがある者がほとんどいなかったんです。

そんなasoBeが、なぜ自主農園をオープンしたのか?

そこにはちょっとしたドラマのような展開がありましたので、聞いていただけると嬉しいです。

 

安曇野のワイナリーとの出会い

 

安曇野のワイナリー様とご縁があり、ワイン作りに必要なぶどう農園に携わる作業を始めることになりました。

初めてのことだらけで戸惑うこともありましたが、この作業を通じて得られる、たくさんのメリットを肌で感じました。

そこで、これから自分たちが主体となって農作業に関わることができるようになれば、仕事に対しての責任感や達成感、充実感をもっと得られるのいではないか、そう考えるようになりました。

 

 

農家でノウハウを学ぶ

 

まずは農家さんのお手伝いから入らせていただき、少しづつノウハウを学ばせていただきました。それとほぼ同時に、私たちが主体となり野菜の栽培を始めました。

最初は3アール(縦横が約30メートル)ほどの広さの畑をお借りし、資材置き場を作り、肥料をまき、土壌をつくるところから始めました。

手探りしながらではありましたが、だんだんと自分たちのイメージする畑へと近づけていきました。

初めてできあがった野菜は、まるで自分の子供のように愛おしかったです。しかも、たいへんありがたいことに、私たちの野菜は地元の直売所へ出荷させていただけることになりました。

1年目ながらもなんとか売り上げに繋がることができたのは、奇跡のようなできごとでした。

 

asobe FARM

 

農地が3倍に拡大!

 

2年目には、松本市農業委員会が募集していた、農地の有効利用と遊休荒廃農地対策「貸したい、借りたい」事業から、新たな農地を借りることができました。

そこで、場所を移転し、自主農園「asoBe FARM」として再スタートをきることにしました。

移転先の農地は、7アールと2アールの2つになりました。3アールからスタートした農地が、合計で約3倍の広さになったわけです。

asobe FARM

実際には、物置スペースや農地の状況から使いきれない部分もあったので、実際の稼働範囲は5アール程度から始まりましたが、その後、さらに2アールの農地を追加することになり、野菜の売り上げを当初の10倍以上にする目標を立てるほどになりました。

asoBe farm-logo

自然と向き合う作業は、心身が健康になる一番の万能薬!

 

自ら農作業を経験してみて分かったこと。土いじりがこんなに楽しいものだとは(笑)。そして、太陽の光は生命にとって、とても必要なものなんだなって改めて実感しております。

自然相手の作業ですから、思い通りにいくことも、そうでないこともあります。

しかし、成功も失敗も含めて、野菜の最初から最後までを知ることで、食育としても、感性を磨く取り組みとしても、とても有意義な体験ができています。いまではそのことに感謝する毎日です。

 

長野県松本市の、信州の美味しい野菜を、ぜひ多くの皆様に届けたいと考えています。

そして、asoBe(アソビ)就労継続支援B型事業所の利用者さんが、「プライベートも仕事も余裕をもって人生を楽しく過ごしていただける」よう、社会自立の支援に邁進してまいります。

 

卸先・販売店情報

 

asoBe FARM〈アソビファーム〉で作られた野菜は、こちらで購入できます。

 

農産物直売所 清流の里 梓川

〒390-1701 長野県松本市梓川倭322-1
Tel:0263-31-0368
営業時間:8時30分~17時30分

生産者直売所 アルプス市場

〒399-0012 長野県松本市寿白瀬渕7391-1
Tel:0263-86-6707
営業時間:9時〜18時

 

asoBeの農業体験についてもっと詳しく知りたい方はこちら。

▶ asoBe FARM〈アソビファーム〉の特徴

▶ 野菜・果物づくり(農業体験)のメリットとは?

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